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2005.12.21

【中国デジカメ紛争】ソニー災難の巻き-2-

ソニーの中国での顛末について、その後の報道を引き続き見てみよう。

まず、『ソニー、中国でのデジカメ販売を一時停止』(ITmedia)
2005/12/16の記事で、この内容が当初報道されたもの。
中国当局の調査内容がはっきりしない事が記されている。

さて、その後の記事の中に何か事の真相が記されているだろうか?
もっとも現地に近い記事と思われるものがこれだろうと思う。
『「サイバーショット中国販売中止」で現地消費者の反応は?』(ITmedia)2005/12/20の記事
中国の奥地からのレポートであるので、当地の販売店の状況まで記されている。
記事の内容を見てみると
・ソニーの対象機種について
・中国における国内事情がある。
(いわゆる噂話のたぐいだが・・・)
・店舗ごとの対応
・当該機種について、中国国内の雑誌における評価記事について
となっている。

詳しくは記事を読んでいただきたい。
気になったポイントのみを見てみたい。
当該機種について、中国の関連各誌のレポートにあって、今回指摘された
「ホワイトバランスと画質の均一性で基準を満たしていない」
という点について指摘したものは見当たらない。
つまり、今回当局から指摘されたポイントについて、従前から問題になっていたとは考えづらいと言うことだろう。
そして、ここで問題になるのは、恐らくこの記事の前半で紹介されている中国国内の事情だろう。
これは、記事にあるように、中国国内の製品の品質が特別に悪いものだと言ううわさである。
まあ、この点については、メーカー側がはっきりとしたコメントを出せばよいことなんだろうけど。
だいたい、中国国内と日本や欧米向けの商品は、どこか違うのだろうか?
流通経路、あるいは組立工場、はたまた実質的に違う製品なのか?

当該製品について、いくつか記事ピックアップしてみた。
『【河田一規のデジカメナビ】ソニー サイバーショット DSC-H1』
『【新製品レビュー】ソニー サイバーショット DSC-P200 』
どちらのの記事もホワイトバランスの問題は指摘していない。

サイバーショットラインナップ


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2005.12.17

【中国デジカメ紛争】ソニー災難の巻き

全くなんと言うことだろう。
中国浙江省工商行政管理局が6社のデジタルカメラ34機種を抜き打ち検査し、不合格を突きつけたというのだ。
その不合格機種にソニーのサイバーショット6機種が含まれていると言うことだ。
ソニーのほかに、ペンタックスも2機種が不合格となっている。
いったい、この事態は何なのだろう?

『デジカメ:ソニーとペンタックス、中国で「不合格」』(毎日新聞)

記事の内容では、何もはっきりと分からない。
検査された6社とはどのメーカーなのか?
そして、不合格となったのはどのメーカーのどの機種なのか。
それらの不合格となった機種の問題点は何なのか?
単に、製品の品質の問題なのか?製品のスペック上の問題なのか?
ことの真相が分からないまま公的な機関が『不合格』を突きつけるというのはどういうことだろう?

『ソニーのデジカメ「不合格」の怪…中国・浙江省』(ZAKZAK)

状況を少し解説された記事によると、『省内販売差し止めを勧告された』とある。
そして、この不合格の理由が『「基準に合わない」というあいまいなもの』となっている。
この一連の行動が『政治的な嫌がらせである』と解説している。

これが本当に国家的な謀略であるならば、そのことがもたらす中国政府への不信感はどれほどのものになるのか、中央政権は理解しているのだろうか?
『ソニー』というメーカー・ブランドが、日本のローカルブランドではないことを知っての行動なのだろうか?
事は、全ての製造メーカー、全世界のというか、西欧メーカーの全てがこれを見ている。
そして、中国という国は、これらメーカーにとって希望の詰まった市場であると同時に、非常に厄介な問題を抱えた市場であると言う現状がある。
今回の中国側の対応が、本当に政治的な意図を持った謀略だとすると、この厄介な市場は、その問題を解決する以前に、市場として捉えること事態に疑問を呈することにすらなるのではないだろうか。

別にソニーに肩入れする立場ではないが、今回の件、非常に不快である。

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